AIで楽曲を楽器やボーカルに分離する

 


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 ヘンナオハナシノバショ。

 ――――――――――――――――――――――――

第8回 給食の時間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


その男、凶暴につき。

 

 

 

 

 

いままでの伝説により、皆さんもこの男のカリスマ性について解りだしたことでしょう。

 

しかし、この男の素晴らしき伝説は止まらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

止まない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小学校の給食時間というものはとてもにぎやかである。

 

もちろんそれはサトウのクラスでも例外ではない。

 

 

 

 

生徒に混じってサトウも一緒に給食を食べる。

 

 

 

 

給食では嫌いなものを残すと、先生に注意されるという学校があるが、

 

サトウも例外ではなかった(のかどうかは正直言って知らん)。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしサトウには嫌いなものがあった。

 

 

 

野菜のあえものである。

 

 

 

 

 

この日の献立には、そのあえものが出てしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「(どうしよう。

 

 

 

 

ここでこのワタシが残してしまったら、

 

 

 

 

生徒になんか言われる…。)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はっきり言って、そんなことをホントに思ったのかは知らんが、

 

似たようなことを考えたことは確かだ。

 

 

 

 

 

 

 

そしてサトウは、どうすればこのあえものを残さずに乗り切るか考えた。

 

 

 

 


生徒に示しをつけるために必死になるサトウ。


ココまでを見てみると、なかなか良い教師ではないだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしこの男は、

 

またやらかした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「びちゃびちゃっ。」

 

 

 

 

 

 

生徒A「ッギュうぇっ!先生何してるんですか!?」

 

生徒B「ううぇ〜、気持ち悪い……。」

 

生徒C「食欲無くなって来ちゃった…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サトウ「バカヤロぅ!こぅすることによってなァ、

 

 

 

このふざけた味

中和されるかもしれないんだよォ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう。なんとサトウは

 

野菜のあえものを

違う皿の肉やジャガイモの煮物の中に放り込んだのだ!

 

 

 

 

 

 

 

いや、放り込むだけならまだ良い。

 

 

 

 

強く握りしめたその箸で、その異色となった食物を、

 

 

 

 

 

 

グリグリと混ぜ始めた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これには生徒に気持ち悪がられて多くのひんしゅくを買っていたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当たり前だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サトウは今作った、いや創造した何色とも言えないような物体

さっそく口に入れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サトウ「ぱくっ。うん、まずい

 

うおえァァァェ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

けど、おいしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どっちですか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この男が危険だということが、改めて解ったことでしょう皆さん。

 

 

 

 

 

残飯を出さないために、生徒に示しをつけるために

ここまでする教師はそうはいない

 

 

 

 

 

 

なんと素晴らしい先生だろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

違う意味で素晴らしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サトウの、その素晴らしさの伺えるエピソードがもう一つある。

 

 

 

小学校の給食時間の定番と言えば、

おかずの残り物の取り合いである。

 

それは生徒が元気なクラスであればあるほどその取り合いがヒートアップする。

 

 

 

 

だいたいのクラスでは、じゃんけんで勝敗を決める。

 

 

 

 

この日残っていたのは、牛乳。

 

 

 

 

 

 

生徒A「あっ!牛乳残ってる!これ欲しい人じゃんけんね!」

 

 

 

それを見ていたサトウはこうつぶやく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あおぅ〜、あの牛乳欲しいなァ!

 

 

 

けどワタシは牛乳嫌いなんだよなァ…

 

 

 

 

 

うん、けど欲しい!

 

 

 

 

でも牛乳嫌いなんだよなァ…。

 

 

 

 

 

 

 

う〜ん、

 

 

 

 

 

 

 

けど欲しいなァ〜!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホントにどっちですか。

 

 

 

 

 

 

 

第9回へ続く。

 

 

 

 

 

 

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